日時:平成29年4月13日(木)~平成29年4月25日(火)
天川村は、奈良県のほぼ南半分を占める吉野郡の中央部に位置するとともに、紀伊山地主部にあたる吉野山地の中心に立地しています。吉野山地の主脈であり“近畿の屋根”とされる大峯山系が、本村の東部に連なり、北境および南境もこの支脈によって形づくられ、西端は天ノ川の流出口になっています。
こうした自然環境が、古くはこの地を“秘境”化していましたが、現在では交通網の充実に伴い、急速にその隔絶性がとり除かれてきました。
天川村は紀伊半島の脊梁部をなす山岳地帯に位置し、その面積の4分の1は吉野熊野国立公園に指定されています。近畿最高峰である八経ヶ岳をはじめとして標高2000mに近い峰々が連なる大峯山脈、その豊かな原生の森林に発し、深く、そして清らかな流れの数々、またそれによってつくられる滝や渓谷により、神秘性を秘めた自然環境に囲まれたところです。古くから修験道の聖地とされ、大峯山脈の急峻な尾根をたどって吉野から大峰山寺、玉置神社を経て熊野本宮大社に至る「大峯奥駈道」は、2004年7月、「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部としてユネスコ世界遺産に登録されました。
世界遺産にも登録されたこの天川村に隠された歴史について、東京・日本橋にて学べるイベントが開催されます。
皆様、是非足をお運び下さい。
日時 | 登壇者 | テーマ |
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4月14日(金) PM14:00~15:30 |
京都大学教授名誉教授 上智大学グリーフケア研究所特任教授 鎌田 東二氏 |
「神と仏が出逢う聖地・天河大辨財天社の意味と力」 |
4月16日(日) PM14:00~15:30 |
天河大辨財天社 禰宜 柿坂 匡孝氏 |
「古来より続く聖地 ~魂の故郷 天河~」 |
4月23日(日) | 奈良芸術短期大学 教授 橿原考古学研究所特別指導研究員 前園 実知雄氏 |
「~修験道と天河大辨財天社~」 |
※ 各回資料代:500円
お申込みは、下記まほろば館WEBサイトよりお申込み下さい。
https://www.mahoroba-kan.jp/
※WEBサイト掲載は3月中旬の予定
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