歴史の駅では2018年12月13日(土)にシンポジウム「聖徳太子の衣食住―愛犬雪丸のまち王寺町-」を開催いたします。
2021年の聖徳太子1400年御遠忌を目前にした戌年である2018年、奈良県王寺町に眠る聖徳太子の愛犬・雪丸のエピソードをはじめ、聖徳太子の身の回り-衣・食・住-をたどりながら、人間味あふれる聖徳太子の姿に迫ります。
そのシンポジウムに先立ち、東京・日本橋の奈良まほろば館において、プレ講座を予定しております。
各日2回開催いたします
日 時 | 講演者 | 時 間 | テーマ |
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10月27日(土) | 民俗学者/ 旅の文化研究所所長 神崎 宣武氏 |
①11:30~13:00 ②14:30~15:30 |
古代の食と酒をさぐる 古代、すでに稲作が広がりをみせていただろう。 が、日常食を支えるほどの供給はなかった。 米は、ハレの日の食材。その米をいちばん手間をかけて加工したのが酒。祝宴とは、酒宴であった。 今回は、そこでの馳走(ちそう)と器の種々を探ってみたい |
10月28日(日) | 歴史小説家 関 裕二氏 |
①13:00~14:30 ②15:30~17:00 |
太子信仰の謎 『日本書紀』が聖徳太子(厩戸皇子)を絶賛し、聖者だったと記録したから聖徳太子が信仰の対象になったのではない。 太子信仰が盛んになったのは平安時代のことで、これには仕掛け人がいた。彼らは純粋に聖徳太子を礼讃したかったわけではない。 社会の底辺に潜み虐げられていた彼らは、太子信仰を広めることで特権を獲得しようと目論んだのだ。 「なぜ?」「どのように?」・・・・。太子信仰のカラクリを、解き明かす。 |
11月 3日(土) | 奈良県王寺町 教育委員会学芸員 岡島 永昌氏 |
①13:00~14:30 ②15:30~17:00 |
斑鳩に住まう聖徳太子と大和川 聖徳太子が斑鳩に宮を構え、寺院を創建して飛鳥から住まいを移したのはなぜか。 大和川沿岸の斑鳩・片岡の地域に、聖徳太子薨去後に至っても数多く展開し続けた飛鳥時代寺院から、とくに片岡の西安寺跡・片岡王寺跡の検討を中心に迫っていく。 |
※ 各回資料代:500円(11月3日の回のみ無料)
※お申込みは下記まほろば館WEBサイトよりお願いします。(募集開始時期につきましては、まほろば館にお問い合わせください)
https://www.mahoroba-kan.jp/
※なお、10月27日(土)~11月4日(日)まで、日本橋・奈良まほろば館にて王寺町のイベントも開催しております。
こちらも併せてお越しください。(イベントは入場無料)
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