
「ひふみよいむなや…」から始まる不思議な響きの言霊、ひふみ祝詞。日本古来の神道や民間信仰の中で受け継がれてきたこの祝詞は、音そのものに霊的な力が宿るとされ、空間の浄化や魂の目覚めを促すと信じられてきました。本記事では、ひふみ祝詞の全文とその現代語訳、背後にある意味やスピリチュアルな効果、唱え方のコツまで、やさしく解説します。言霊の力に触れたい方はぜひご一読ください。
宇宙から神々、科学に至るまで、古代人の英知が詰まったカタカムナの内容をもっと知り、人生をもっと豊かで意味あるものにしませんか?
広告
ひふみ祝詞とは?
ひふみ祝詞(ひふみのりと)とは、日本の古神道に伝わるとされる神秘的な言霊(ことだま)の祝詞です。正式な神社神道の「大祓詞」や「天津祝詞」などとは異なり、ひふみ祝詞は主に民間の口伝や神道系の霊学、修験道、古代文献などに登場します。
その独特な響きとリズムには、天地自然の調和を回復させる力や場の浄化、魂の覚醒を促す効果があると信じられ、現代でもスピリチュアルな場面で詠唱されることがあります。
広告
ひふみ祝詞の全文
最も広く知られている「ひふみ祝詞」の全文は以下の通りです。
ひふみよいむなや こともちろらね
しきるゆゐつわぬ そをたはくめか
うおゑにさりへて のますあせゑほれけ
これは文字ごとに神の力が宿るとされ、古代の日本語(大和言葉)であり、現代語に直訳することが困難な「言霊祝詞」です。
広告
現代語訳(意訳)
ひふみ祝詞には明確な文法的な構造がなく、音そのものに意味があるとされているため、以下は「意訳」の一例です。これは言霊や古代の神道思想、カタカムナ的解釈をもとにしたものです。
ひふみよいむなや
一から十までの数を表し、「宇宙の秩序と原理」を象徴
こともちろらね
言葉(言霊)が調和し、世界を整える
しきるゆゐつわぬ
広がる調和の中に、意志と繋がりをもたらす
そをたはくめか
神聖な源泉に心を向け、浄化と統合を願う
うおゑにさりへて
水・火・風の循環と共に進化し、清らかな波動へ
のますあせゑほれけ
霊的な覚醒、魂の再生、命の躍動をもたらす
このように、ひふみ祝詞は具体的な意味よりも音の響きそのものに霊的な力が宿るとされており、「音による祈り」「宇宙と調和する道」を体現していると考えられます。
広告
ひふみ祝詞の効果とは?
古来より「言葉には霊(ひ)が宿る」とされ、これを言霊信仰といいます。ひふみ祝詞は特にその中でも神聖視されており、以下のような効果があると信じられています。
- 場の浄化
- 心の安定、ストレス軽減
- 邪気祓い、霊的防御
- 魂の覚醒、潜在意識の活性化
- 祈願の成就やヒーリング効果
これらは科学的に証明されたものではありませんが、実際に瞑想時や神事の前、朝の習慣として唱えることで「心が整った」「集中力が高まった」「安心感を得た」などの声も多く聞かれます。
広告
ひふみ祝詞の唱え方・使い方
ひふみ祝詞は以下のようなシーンで詠唱されます。
- 朝の始まりに神棚の前で
- 神社参拝のときの心の中の祈りとして
- 瞑想やヨガの前後に
- スピリチュアルセッションやヒーリングの際
- 気が乱れていると感じる空間で
特別な形式や資格は不要で、心を静めて音に集中することが大切です。リズムを意識しながら、丁寧に一音一音を発声することで、言霊の波動が整うとされています。
広告
十種神宝と「ひふみ祝詞(ひふみ祓詞)」は密接な関係がある
十種神宝と「ひふみ祝詞(ひふみ祓詞)」は密接な関係があるとされています。
それは、十種神宝を用いる際に唱える「十種神宝祝詞(とくさのかんだからののりと)」の中に、「ひふみよいむなや…」と続く、いわゆる「ひふみ祝詞」が含まれているためです。
十種神宝祝詞とは
『先代旧事本紀 巻五 天孫本紀』に登場する祝詞で、十種神宝を使って「死人をも生き返らせる」ために唱えられた呪詞です。
この祝詞は、饒速日命が天降った際に天照大御神から授けられた十種神宝とともに、「この祝詞を唱えれば死人も蘇る」として伝えられたとされています。
十種神宝は、天照大御神の命により授けられたとされる十種の神宝のことで、天孫降臨に際し、天磐船(あめのいわふね)で地上に降りた饒速日命(にぎはやひのみこと)に授けられたと伝えられています。
十種神宝祝詞(原文の一例)
一に曰く、
ひふみよいむなやこともちろらね
しきるゆゐつわぬそをたはくめかうおえにさりへて
のますあせゑほれけ
この祝詞は「意味よりも音そのものに霊力(言霊)が宿る」と考えられており、口にすることで霊的な作用を起こす呪文として伝えられてきました。漢字をあえて使わず、音のみで構成されていることも、原初的な神語(かむがたり)の特徴といえます。
十種神宝の力を発動させる音の鍵
十種神宝祝詞には、明らかにひふみ祝詞の形式が取り入れられているため、「十種神宝の霊力を発動させるための呪詞」として、ひふみ祝詞が中心的役割を果たしていたと考えられます。十種神宝は“モノ”=神宝という形ある霊具
ひふみ祝詞はコト=神宝を起動する音のコード(言霊)
両者を組み合わせることで「蘇生」や「祓い清め」「再生」の力が発動すると信じられていた
つまり、十種神宝は媒体・道具であり、ひふみ祝詞は起動詞・霊的スイッチと見ることができます。
広告
まとめ ひふみ祝詞は音の祈り
ひふみ祝詞は、言葉というより「音霊」としての祈りです。意味を解釈するよりも、その響きに身を委ねることで、自分自身の内側や周囲のエネルギーを整えるツールとして活用できます。
古代日本人が大切にしてきた「音に宿る力」――。ひふみ祝詞を通じて、今を生きる私たちも、見えないものに心を澄ませ、調和ある日々を取り戻すことができるのかもしれません。