カタカムナウタヒ 第3首の全文と意味 フトタマノミ…から

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カタカムナウタヒ第3首「フトタマノミ ミコト フトマニニ」は、宇宙の秩序と生命の調和を象徴する詩です。
第1首が宇宙創生の原理を、第2首が神の顕現を示していたのに対し、第3首では“宇宙の魂(フトタマ)”が真理(フトマニ)と一体となり、天地に秩序が宿る瞬間を表しています。
このウタヒは、古代神道における太玉命(フトダマノミコト)とも通じ、祈りと響きによって人と神、自然と宇宙を結ぶ働きを持つとされます。
この記事では、第3首の構成、各語の意味、宇宙観的解釈、そしてスピリチュアルな祈りとしての活用法までを丁寧に解説します。

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カタカムナとは何か

カタカムナとは、太古の日本に存在したとされる超古代文明の叡智を伝えるといわれる言霊(ことだま)の体系です。
その根本にある思想は、「すべての存在は“響き”から生まれる」という宇宙観です。カタカムナ文献には、円と直線で描かれた独特の文字によって宇宙の原理が表されており、その音の響きには生命の根源的エネルギーが宿るとされています。

カタカムナの「カタ」は“形・現象”を、「カム」は“神・潜象”を、「ナ」は“成り立ち・中心”を意味します。つまり「カタカムナ」とは、「形ある世界と神的な世界が一体となって成り立つ宇宙そのもの」を示しています。
この宇宙観を詩の形式で示したものが「カタカムナウタヒ(カタカムナの歌)」であり、言霊によって天地の理(ことわり)を理解し、神と人と自然の調和を取り戻すための祈りでもあります。

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カタカムナ 第2首「ヤタノカカミ カタカムナ カミ」からのつながり

カタカムナウタヒ第2首は次の通りです。

ヤタノカカミ カタカムナ カミ

この短い詩には、宇宙の神性が「鏡のように映し出される」ことを象徴する深い意味が込められています。第1首が宇宙そのものの生成を示すものであったのに対し、第2首はその生成の原理を支える“神の意識”を明示しています。

「ヤタノカカミ」は、日本神話において天照大御神の三種の神器の一つである「八咫鏡(やたのかがみ)」と通じる言葉であり、「カミ(神)」が世界を映し、真実を照らす鏡のような存在であることを表しています。

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カタカムナ 第3首の全文と構成

カタカムナウタヒ第3首は次の通りです。

フトタマノミ ミコト フトマニニ

短い言葉の中に、天地の秩序が整い、生命の法則が形を成していく瞬間が凝縮されています。
第1首が宇宙の生成を、第2首が神の顕現を示していたのに対し、第3首は“宇宙の秩序が宿る意志”を表しています。

ここに登場する「フトタマノミコト」は、『古事記』や『日本書紀』にも登場する神名「太玉命・布刀玉命(ふとだまのみこと)」と重なります。太玉命(布刀玉命)は、天岩戸の神話で神事を司る神として登場し、祈りと儀式によって神と人をつなぐ役割を果たしました。カタカムナにおける第3首も、同様に神意をうつし、秩序を生む神の力を象徴しています。

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カタカムナ 第3首の各語の意味と解釈

「フトタマ」

「フトタマ」とは、「フト=広く太く」「タマ=魂・霊的な本質」を意味します。
これは、宇宙の広がりの中に宿る生命の根源的なエネルギー――すなわち大いなる魂を指します。この魂は、万物に遍在する「生命の核」として働き、宇宙の秩序(マニ)を生み出します。

「ノミ」

「ノミ」は、「〜のみにあらず」という意味を内包し、限定ではなく無限の広がりを示す響きとされます。すなわち、「フトタマノミ」とは「大いなる魂の働きが限りなく展開していく」という状態を表しています。

「ミコト」

続く「ミコト」は、神格化された存在や神の御言(みこと)を意味します。ここでは「フトタマノミコト」として、宇宙に秩序と意味を与える神的原理が人格化されていることを示します。これは古神道における「言霊の神」、すなわち“ことばによって世界を創造する力”に通じます。

「フトマニニ」

最後の「フトマニニ」は、「フトマニ(太真)」すなわち宇宙の根本的真理の中にある、「ニ(二)=対を成す調和、陰陽の統合”を意味します。
この部分では、天地の両極が調和し、動と静、光と影、陽と陰が一つに結ばれていく創造の均衡が表されています。

したがって第3首全体は、「大いなる魂が宇宙の真理の中で調和を成し、神の言葉として現れる」という意味を持ちます。

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カタカムナウタヒ 第3首が示す世界観

第3首が示すのは、宇宙に秩序を与える真理の働きです。
宇宙は単なる混沌ではなく、法則とリズムによって動いています。その法則こそ「フトマニ」と呼ばれる宇宙の道理であり、すべての生命はその道理の中で生まれ、存在し、還っていきます。

このウタヒは、宇宙が「響きの法」に従って整えられていることを思い出させる詩です。私たち人間の魂もまた“フトタマ”の一部であり、宇宙の秩序と共鳴することで本来の生命力を取り戻すことができると説かれています。

また、古代神道で「太玉命」が神事を通じて神と人とをつないだように、カタカムナ第3首も人の意識が神の秩序に共振する瞬間を象徴します。言い換えれば、人間が宇宙のリズムに調和することで、すべての現象が「正しく流れ出す」――それが第3首の本質なのです。

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スピリチュアルな活用と祈り方

第3首は、内面の乱れを整え、意識を宇宙の秩序(フトマニ)へと導く祈りの詩です。
唱える際は、静かな環境で姿勢を正し、深呼吸をしながら一音一音を丁寧に唱えます。

「フトタマノミ……」と声に出すと、胸の中心にあるエネルギーが静かに広がるような感覚を得られるでしょう。これは、内なる神性が宇宙の法則と再び共鳴を始めるプロセスでもあります。

また、瞑想や日々の祈りの中でこのウタヒを唱えると、混乱や迷いの中に秩序が戻り、物事が自然と流れに乗るようになると伝えられています。現代的に言えば、エネルギーの波動を整えるマントラとして機能するのが第3首の役割です。

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まとめ

カタカムナウタヒ第3首「フトタマノミ ミコト フトマニニ」は、宇宙の大いなる魂が秩序をもって顕現し、人間の意識と共鳴する瞬間を詠んだ詩です。
フトタマ(大いなる魂)とは宇宙生命そのものであり、それがフトマニ(宇宙の真理)と一体化することで、万物は調和と循環を得ます

この詩を唱えることは、単なる信仰ではなく、宇宙の法則を体験的に感じ取る行為です。
混沌の中に秩序を見出し、外の世界と内なる世界がひとつになる感覚――それが、カタカムナウタヒ第3首の響きがもたらす気づきなのです。

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